プレゼンスを感じられる本 J. クリシュナムルティ

「これプレゼンスだよな~!!」

と感じたのは、J.クリシュナムルティの書かれている内容でした。
彼が論じている内容は、彼の一生を通じて変わることなく、特定の信仰や宗教に繋がるものではないので、そういう意味も含めてたくさんの人に勧められるかなと思っています。

J.クリシュナムルティ (wikipedia に飛びます) はインド出身の哲学者(というのだろうか?!)、教育者です(経歴はwikipediaを参考のこと)。

キャンプに参加している受講生の質問に答える形で進む、Q&A方式の著作や哲学的な内容の本も多いのですが、中には日記形式で書かれているものもあり、その日記に綴られる自然描写、風景描写が「プレゼンス」でした。

全ての描写が、「写真を撮る瞬間」「フォーカスが合ってシャッターを押す瞬間」のような感じがします。

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プレゼンスにいること・・・その練習方法など

「プレゼンス」にいることがなぜ良いか

というと、確実に自分のカラダが静かになっていくからです。自律神経系が安定します。この体の変化は、たぶん自分が一番よくわかるようになると思います。

それにつれて、なぜか心、感情のことも落ち着いてきます。売り言葉に買い言葉のような反応が減ります。周りの人もその変化に気がつかれるかもしれません。

プレゼンスに居ると、体液の流れや自律神経系が落ち着いている状態になりますが、その落ち着いた感じを自分で覚えておくと、何かトラブルが起こったときにも自分でその状態に戻ることができるようになります。

周りに振り回されない、ブレない自分・・・はそんなところから始まります。

「振り回されないようにその場から絶対動かない、ぶれないようにその場から絶対動かない」

というより、

「何か自分を刺激することがあり、それに反応して多少は動くのだけれど、元の状態にきちんと戻れるかどうかということ」

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