こっそりハーブ講師デビューしました
「講師をする」という予定は自分の頭の中に全くなかったのですが、ご縁とタイミングで、初心者向けのハーブ講座の代講をさせていただきました。
メディカルハーブ検定講座、セラピスト講座の受講をお考え中の方向けの講座です。
これから勉強を始める方に一番伝えたいことは
「自分は『ハーブ(薬草)』をどんな側面から見ようとしているのか?
最初にちょっとだけ考えてみる」
「全然違った立場から勉強がスタートするけれど、最終的に行き着く先は一緒」
ということ。
どんな勉強にもあてはまりますが、どんな側面からスタートするかによって、どの学校やクラスを選ぶか、先生に教わるかがずいぶん変わってきますし、自分の今の立ち位置がクリアでないと、学校やクラスのミスフィットも起こります。
学校に行く場合、講座の受講料は結構かかりますし、できればミスフィットで後悔するのは避けたいところです。
「ハーブ」と聞くと何を思い浮かべるか、人によってずいぶん違います。
- 「薬草」としてお薬の方向からガチに攻めたい
- ヨーロッパの「ハーバリスト」がどう薬草を扱っているのか?薬草をホリスティックなものとして見たい
- 「古代、中世の医師や薬剤師が兼占星術師が薬草を使ってしていたことを知りたい」
- 「魔女」「魔法使い」と呼ばれていた人たちが調合していたものとして・・・
- ベランダや庭で簡単に育てられる食用の植物で日々の健康管理をしたい
- ナチュラルな材料で化粧品を自分で作りたい
どの側面からスタートしても途中で交わってきますし、最終的に行き着く先は同じになるはず。
目的地点は抽象的すぎて、明確に言葉で教えられる人がとても少ないことも事実。
でもその目的地点を忘れないでくださいとお話しました。
どこが最終目的地なのか?
「ハーブを使ったときに起こる、自分の心や体の細やかな変化をきちんと感じ取ること」
「自分の在り方」
「自律&自立」
というところ。
ホリスティックなことを学んでいると、必ずそこに行き着きますし、それを教えずただやみくもに、
「このハーブは万能!あなたの体の不調が完全に治ります」
「◎◎を飲まないと、今後体がどうにかなってしまう」
なんてカルト宗教まがいの話ばかりを教えているところは、たぶんかなり怪しいです。
逆にそれがわかっていれば、最初にもしミスフィットをやらかしたとしても、軌道修正はいつでもできますし、そもそもカルト宗教まがいの話にも引っかからないと思います。