選書のテーマは「不安」・・読書療法の勉強会

3月の最初の週末、読書療法の勉強会がありました

「選書」第2弾。「不安」をテーマに本を選び持っていきました。

下のような本を持っていきました。

biblio therapy1

タイトルだけで中身が想像できるわかりやすい本なので、私が

「だから不安なときに読んでみてください!」

などと理由を力説する必要もないかなと思います。

『知ろうとすること』 新潮文庫 早野龍五 糸井重里

「不安」というテーマで真っ先に浮かんだのが、3.11の原発事故でした。そのときから、今の今まで不安に思い続けている人はかなりたくさんいるはずです。

直後は「恐怖」という感情に振り回された人も多かったはず。感情の動きを少し押しとどめて、どう冷静に対応していけばよいか、著者お二人の活動はそんなことを教えてくださっているように思います。

冷静に判断したい人は事態を静観し、自分で大きい声を上げることは決してありません。世の中で一番多い人、8割の人は静観派なのですが、どうしても残り2割の大きな声を上げている人が目立ち、その人たちに振り回されがちになります。

著者の一貫した姿勢である、「事実(データ)の積み上げとそこから自分がどう判断するか」その繰り返しが振り回されないコツだと思います。

twitterでこの本の感想についてtweetしたときに、同じようなご意見を持ってらっしゃる方がかなりいらっしゃったのでとてもほっとしました。

『こころの処方箋』河合隼雄 新潮文庫

大ベストセラー、みなさんご存じの本。ここで私がいろいろ書かなくてもいいのかなと思います。先日の勉強会でも数名の方が愛読書に入れてらっしゃいました。

人生の大先輩が教えてくれる『こころの処方箋』

私も何か気がかりなことがあるときに開く本です。

『自分にやさしくする整体』 片山洋次郎 ちくま文庫

心配ごとがあるときはどうしてもそのことを頭の中で考え続けてしまいます。一度それをストップさせたいときにどうするか?

自分の外で起こっている心配事に目(意識)を向けるのではなく、自分の体の中で起こっていることに目(意識)を向けていきます。

この本は一般の方向けのセルフ整体の本でとても簡単です。
整体をしながら、自分の体に起こっていることに意識を向けると、少なくとも「心配事」をそのときだけは気にしなくなります。

そのときの感覚を覚えていると、頭の中が気がかりなことでいっぱいになったときにも、「この状態は何か変だなぁ」と気がつき、「体モード」に戻ることができるようになります。

整体の方法のあいまあいまに書かれているポエム(なのか?)がなんとも言えず心地よいです。

気がかりなことがあってそれが頭から離れなくなっているときは、ヨガでも整体でもなんでもよいので、自分の体のケアをしてみませんか。

『笑いと治癒力』 ノーマン・カズンズ 岩波現代文庫

著者は膠原病患者。ビタミンCの大量服用でそれを克服しました。

ビタミンCの服用はお医者さんからのすすめではなく、自分でいろいろ見聞き、調べた結果行ったことです。
「いかに病気に対して主体的に取り組むか」
「医師や病院側の話に対して受け身にならない」
そして
「病に対して悲観的にならないこと」
を勧めています。

この本は続編もあり、そちらも合わせて読むと面白いと思います。

今回は以上の4冊をお勧めしてきました。
次回はもう少し後なのですが、どの本にしようか考え中です。

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メディカルハーブ、アロマセラピー、ボディワークをベースに、体を健やかに保つ方法を考えています。

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