こんにちは。
台風の季節になってきました。夏ですね~。
被害が広がりませんように。
フォーカシングのこと
今日はフォーカシングのことを書いてみようかと思います。
私はフォーカシング大好きで実践者だとは思うのですが、トレーナーではありません。
ですので、自分の心や体の変化のことを書きます。
フォーカシングの仕方などは本がたくさんでていますので、そちらを参考にしてください。
▲日本フォーカシング協会のサイト
・・・といいつつも、実のところ、最近、ブログなどを書くために言葉を出すことができなくなってきています。なので、うまく伝えられるかはわかりません。
決して病気などでは ないのですが・・・。
静かな状態
今月初めの週にヨガに行って、その数日後にフォーカシングのお仲間と勉強会をして、すっかり静かになってしまいました。ずいぶん長い期間静かなままで、結構いい感じです。
普段から瞑想やヨガなどを実践されていて、自分のマインド、心や体の様子を深く見つめる習慣がある方にはわかっていただける、「静かな」状態になっています。
マインドフルネス・・・というのでしょうか。上手く継続して見つめていけるようになると、自分の感情やマインドの確認のため、改めてそれを言葉にしたり、人に話したり、ブログに書いたり、何かを外に向けてアピールしようと思わなくなります。とても静かな感じです。言葉にして誰かに伝えようとするより、この感じをじっくり味わうことに時間を取りたい・・・という感じです。
そうそう。フォーカシングの話でした・・・。
フォーカシングは、体で感じている微細な感覚に・・・「フォーカス」して、観察していきます。
瞑想や、トランス/変性意識状態になるほど深く潜りません
セルフヘルプの技術なので、その気になれば、昼休みに、同僚が少なくなったオフィスの中でも、電車の中でも1人でできますが、慣れないうちは、「リスナー」と呼ばれる聴き手や、「ガイド」と呼ばれる人がいる方がいいかもしれません。
日常生活を穏やかに過ごすには充分です。
何かにつけてフォーカシングをしていると、最初に書いたような「静かな感じ」に長く居られるようになります。そうすると、自分自身や周囲で起こっていることがスローモーションに見えてきます。
誰かの行動に対して決めつけをしたり、「売り言葉に買い言葉」をしたり、反射的に感情を出す前に、「どうしてこの人はこんなことを言うのだろう?何が原因なんだろう」「相手と自分の意見の違いはどこなの?」と、少し「?」をはさむ余裕、バッファができます。
相手の反応を見ながら、自分の反応もモニターしています
相手の反応を見ながら自分の反応をモニターしていると、その場で「本当に相手に伝えたい言葉」も自然に出てきます。
感情にまかせて話すことや、「あのときはそう言うつもりはなかったのに、つい言葉が出てきてしまった・・・・。本当はこのことを言いたかったのに~」ということも少なくなります。
感情を出すことをがまんしているわけではありません。
強い口調や乱暴な言葉を使わなくても、自分の感情を伝えるために一番適当な言葉を選ぶことができる余裕ができてきます。
そして、その「適当な言葉」で十分に状況が変わることもわかります。
静かすぎて、返って相手にこちらが意図していることがわかってもらえないこともあるのですが、そういうときはわざと感情的になっているふりをして話すこともあります。
練習すれば自分の感情とうまくつきあえるようになる
子供の頃、私はかんしゃく持ちでした。思春期にはPMSもプラスされ、よくイライラ、一喜一憂していました。
子供のころから、
「どうしたらこういう感情とうまくつきあえるのか」
ということをずっと考えて、方法を探していました。
私に合っていた方法は、フォーカシングと内観法でした。
いかんせん子供~学生時代だったため、特別な研修所に行くおこづかいの余裕はなく、本で読んだ我流でしたが。
今はフォーカシングを教えてくださる先生方、仲間のみなさんを通して、心についていろいろなことを知ることができているので、魂が喜んでいる感じがしています。
おかげさまでずいぶん楽に過ごせています。
感謝。 (もちろん、今も怒るときは怒ります)
静かな感じでいられるとPMSも軽く感じる
生理前の数日間、自宅でもヨガスタジオでもシャバアーサナだとか瞑想をして、「静かな感じ」でいられると、PMSのイライラや頭痛もずいぶん軽くなります。
「イライラ」のためだけに瞑想をするなら、そのままお昼寝に突入してしまった・・くらいがちょうどいい感じです。
感情の変化と自律神経系やホルモンバランスは(全てとは言いたくないですが)、関係しているのだろうなぁと思います。生理前数日だけでも、家で瞑想をする時間を取ると、当日、体も心もとても楽です。
自律神経系の調整は、ある程度は自分でできます。
だからこそ、「体調がひどくなる前に自分の体の変化に気がつく」こと、日ごろから「自分のことをモニターする」ことが大切だと心から思います。
この話は、そのうちまた詳しく書きたいです。