「感じることにOKを出してみる」
私が大事にしていることの1つです。
体のことを勉強し始めた人は飽きるほど聞いている言葉なのですが、体オタクでない人にはまだまだ浸透していないらしく、新しくお会いする人に私のしていることの説明をするときに、繰り返しお話しています。
何度となく同じようなことを周囲の人に話したり、ブログに書いたりしているのですが、また書きます。
「感じることにOKを出す」≒「頭で考えるのをやめてみる」
・・・ということです。
とはいえ、(例えば)
◆「好き好き大好き」だけで突き進む恋愛をする
→これは「エモーション(感情)」
◆セックスすることで「気持ちがいい」と感じる
→求めている感覚に近い感覚なのだけれど、私が求めている「感じること」と比較して衝撃がちょっと大きいかも(笑)
両方とも、今お話ししている「感じること」とは違う感じです。
☆
ポイントは:
「無理をせず(空気を読むことはせず)そこにすんなり溶け込めるか」
「やってきた人・モノには無理をさせず、かつ自分も無理せず受け入れられるか」
できるだけこの条件の下で、いろいろなことを選択してみる。
これをしていると、「選択」というよりは自然に「流れ」のようなものに乗っていく感じになります。
☆
精油を使うと「感じる」ことを体感しやすくなります。
手持ちの精油でまずは「感じることにOKを出す」練習をしてみましょうか
1.なんでもいいので何か精油を取り出して・・・
2.くんくん嗅いでみる
3.「体にすんなり香りが入っていく感じがする」「今日の自分に合う感じがする」
4.3のような感じがしたら、今日はその精油で芳香浴してみる。「なんとなくちがうな~」というときは、他の精油でまた1からやり直し
繰り返しているうちに、
「いい感じ、これだ!」
と
「ちょっと違う感じ or これ、どうでもいいことかもしれない」
の違いがはっきりわかるようになってきます。
精油の勉強をたくさんした人ほど、これが結構難しいです
「プチうつのときは○○」
「眠気を覚ましたいから○○」
「これは酢酸リナリルがたくさん入っているから・・・」
「更年期のときは○○」
など、どこかで読んだようなことを理由にして精油を選んでしまいがち。
それを敢えてしないで、感じるままに任せてみます。
「いい感じ」のものを使って、「あ~なんか、この精油、すごくいい!」
と思ったときに、初めてその精油の構成成分を見ると、
「うわぁ~!だからかぁ!(興奮で言葉にならない)」
という気づきと共に、「自分の感覚を信頼していいんだ」という自信が持てます。
☆
最近は体調や心理的なものを考慮した上で精油を選ぶメソッドもたくさんありますが、メソッドがなくても、自分できちんと、自分のそのときの体調に合った精油は選べます。
☆
普段の生活の中では
「ちょっと違う感じがする」→「でもまぁいいか」
で、済ませてしまうことがとても多いのですが、
疲れてバーンアウトしてしまうときはたいてい、
「でもまぁいいか」
の積み重ね。
「感じることにOKを出す」のは「まぁいいか」をちょっとやめてみることかなぁ。
もちろん、世の中「まぁどっちでもいいか(大した問題ではない)」と思えることもたくさんあります。
要は、
「まぁいいか」
ということと
「これはいい感じ」
「絶対譲れない」
ということとのメリハリをつけること
かなぁと思います。