カザンリク(ダマスクローズ)が咲いた!

5/5にカザンリク(ダマスクローズ)が咲きました!
沈丁花に引き続き、「この季節!」だけのお楽しみ。

 4/29 蕾のときからすでにうっすら「ローズ」の香りがしていました。

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油胞(平たく言うと精油が詰まっている香りの包み)なのでしょうか、「がく」の下のぷっくりした部分のとげとげ(まったく痛くありません)が、ローズマリーの花を触ったときのように、ややベタベタ(ヌメヌメ?)していいます。我が家にいる、他のバラよりも、このとげとげ部分のヌメリが多いです。

 5/5  1輪目が咲きました。 

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朝8:00頃、外出前はまだつぼみだったのですが、19:00頃帰宅したら開花していて、翌朝撮りました。
見た目は観賞用のバラに比べると、「?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、香りはとにかく、「1番!」です。私は精油より生花の香りの方が好きです。

 5/6 もう1輪開花。

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今のところ開花したのは2輪なので、何もできませんが・・・

蕾がたくさんついているので、今月~来月にかけて楽しめそうです。何輪咲くかわかりませんが、花びらがたまってきたら、トリートメントのための温浸油、芳香蒸留水(フローラルウォーター)、砂糖漬けも作ってみようかと思います。

姿といい、香といい、何も言わなくても、理屈抜きでバラは癒しの花です。

華やかな芳香成分が視床下部や下垂体に働きかけるそう。ストレスをやわらげたり、鎮静作用があると言われています。

香りだけでなく、花の形や色を見ていても、普段隠れてしまっていたり、抑えてしまっていたりする女性性や感情を出しやすくしてくれるのではないかと思います。

金星の花です。

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日中は会社にいるので、丁寧に世話ができないのですが、飲食することを目的に栽培しているので、殺虫剤を使わずに育てています。

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ハーツイーズ・・・惚れ薬が作れるかな?

ハーツイーズが咲きました!

ツィ友さんに昨年秋に種子を分けていただき育てていた(放置していたともいう・・)、「ハーツイーズ(三色スミレ)」。最初の花が咲きました。

晴れ

先々週の末には鉢の土にはいつくばるような葉しか出ていなくて、「今年は咲かないのかな?」と思っていたのですが、ここのところグングン成長したようです。

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このすみれも薬草です

皮膚のトラブル(炎症、湿疹)や去痰にいいと言われているそうで、種子を分けていただいたツィ友さんは、「よくクリームを作ります」とおっしゃってました。

私はシェイクスピアの『夏の夜の夢』に出てくる「三色スミレの絞り汁の惚れ薬」で、この花のことを「あー、スミレって薬草なのかー、食べられるの?」と知りました。

種子を譲っていただいたのも、もともと「自分で育てて伝説の『惚れ薬』をぜひ作ってみたい」と思ってのことだったのですが、惚れ薬のレシピってあるのかな?

食べられる植物です。そのままサラダやお菓子の飾りにしたり、砂糖漬けにも!

黄色い花 いつも拝読している 『Simple Life Hermony』美和さんのブログ 黄色い花乙女心をくすぐる可愛らしい花びらの砂糖漬けが並んでいますので、ぜひ見てみてください!ドキドキhttp://ameblo.jp/ma-riage/entry-11831166153.html

もう少し花の量が増えたら私もいろいろ作りたいです。

次々に咲きそうでとても楽しみです。

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なんでこんなにかわいい花が「土星」なのか?

ニコラス・カルペパーはハーツイーズを土星(Cold & Dry)に分類しています。

土星は「老成の星」と言われていて、年齢的に50歳代以降を表すそうです。このかわいらしいスミレとはイメージが全然結びつかないのですが。

ひょっとして三色スミレ≒三位一体(神・聖霊・イエスキリスト)≒土星という解釈なのか?

「冷たくて、粘液性、ネバネバ」というようなことが書かれているのですが、これって、Cold & Moist なのではないかと思う。

と思って読み進めていたら、別のページにはCold & Moistだと述べているところがありました。

結構適当?中世の薬剤師さんなんて、きっとみんなそんなものなのでしょうか。

昔は何に使っていたのか?

根は効能はなく、葉は肺や胸部の炎症をしずめるのにいいとのこと。「去痰にいい」という現代の考えとさほど変わらない?

実際にティなどで飲んだことがなく確認していません。もう少し増えたら摘んで観察してみます。

Spirit (蒸留水)は子供のひきつけにいい・・ということも書かれていて、ひきつけは特にないのですが、蒸留水も採ってみたいなと思っています。

(採れるくらいに、育ってほしい)

梅毒のできもの(french pox・・と記載あり)への塗り薬としても使われていたようです。

私のホロスコープは土星がものすごく効いています。土星は「凶星」と言われることもありますが、私の土星の場合、他の☆との角度がいい角度にいてくれて、「あーこの角度(アスペクトのおかげで助かった」と思うことも多いです。

ハーツイーズはその名前の通り、「Heart’s Ease」心の安らぎ、お守り代わりになりそうです。

参考にしている本

『Culpeper’s Complete Herbal』という本を参考にしています。
表紙がきれいだったので、これをリンクしてしまったのですが、ちょっとお値段が高いかも。

以前ペーパーバッグで購入したときは400~500円でさほど高い本の印象はありませんでした。
今、Kindle だと600円くらいでしょうか。最初から最後までいきなり読み通すのは、知らない植物も多くちょっと難しいですが、辞書を引きつつ少しずつ、自分になじみのある植物のところから読んでいます。

「えー!にひひ」という記述が結構あり、楽しい本です。

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【読書メモ】「普通がいい」という病

久しぶりにいい新書読みました。
これはみなさんにオススメしたいです。

精神科のお医者さんが「自分で感じ、自分で考える」ことの大切さを書かれた本。

「はじめに」
p7

『今、私たちが取り組まなければならないのは、人間という生き物の根本的な特性を深く理解し、その上で「自分で感じ、自分で考える」と言う基本に支えられた生き方を回復することです。そのためには、外から仕入れた公式にただ数値を入力するような考え方を捨てて、今まで疑うことなく信じていたさまざまな常識や知識を、一度ていねいに洗い直してみる作業が必要です。』

◆◆◆

「お薬を出すだけではなくて、この本の著者の方のような人もお医者さんの中にいらっしゃるのか~!」と、ほっとしました。

この本は今の自分を「肯定」できる本です。

どこからどこまでが「病気の人」でどんな人が「普通の人」かなんて、境界はなくて、みんな違うのです。その違いが強く出るか、弱く出るか。

古今東西、思想書哲学書から童話まで、本当にいろいろな本を読み込んで、その内容を著者なりに解釈して、現実の生活の中で使えるようにまとめてくれています。

精神の成熟のこと、愛のこと、「本当の自分」のことなど、みんないつかどこかで真剣に考えなくてはいけないテーマが、10講に分けて論じられています。

それぞれ少しずつテーマが違うので、なかなか手短に上手くまとめられないのですが、読むと何かしら力になります。

本格的な『心の病気』の人だけでなく、私のような「なんちゃって」の人、他の人から浮いてしまい、なんとなく今の「生きづらいなぁ」と思っている人、周囲からの疎外感を感じる人にもいいのではないかなと思います。

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ビンテージな夜

会社の帰り道。

ウォーキングがてら2駅ほど歩くのですが、その途中にある、気になっていたお店に初めて入りました。

路地の置く深くにある、昭和ビンテージもののお店です。
(お店の中の撮影はしませんでした)

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私自身は古書以外の中古品は苦手なので、購入はしませんが、見るのは面白い!

どう考えても作られてから5,60年経っているのに、この状態で残っているのは、大事に取ってあったというよりも、押入れの奥にしまいこまれていたのでは・・・と推測できるものばかり。

「断捨離」流行りのご時勢、押入れから発掘されて、また光を浴びているものがたくさんあるのだろうなぁ。

これは他のお店の前に展示してあったもの。

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昭和の香り満載です。

◆◆◆

路地が好きです。

この細ーい路地がどこに続いているのか?

行き止まりなのか、もっと大きな道に出るのか。

先に何があるのか、大きな道に比べると、ちょっとわかりづらいから。

冒険心をくすぐられます。

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