解剖学の勉強(続き)

昨年10月から始まった、オステオパシー(バイオダイナミクス)のための解剖学講座。

毎月、座学と、豚、牛、羊の肉の解剖+今月はマウスの解剖、オステオパシーの手技の紹介&体験実習

を受けています。

カラーブックで塗り絵をしたり、過去に先生方が撮影された、大量のご検体の画像を見せてくださったりして、ヒトの体の組織のイメージやテクスチャーが、施術中に自然に頭(など)に浮かんでくることを狙って、いろいろ配慮してくださっています。

そのおかげか、まだそんなに詳細なイメージではないですし、かなり断片的なのですが、お体に触れたとき、だいぶ自然にイメージが「なーんとなく」と浮かんでくるようになりました。

昨年5月に最初にバイオダイナミクスの講座を受講したときには、胸腔には黒いただの空洞しか浮かんでこなかったのですが、そのうち、何か見えてくるものがあるといいなぁ・・・(ささやかな希望)。

 

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イグニッション/ 得たもの、無くしたもの

今日の午前中は、父母に施術。

数ヶ月前から、バイオダイナミクスの講座や練習会で教わっている「イグニッション」という技術(??)を、父の左下腿にこれまで2回ほど試しました。

『イグニッション(🕯着火)』

です。

父(70才代後半)は何年か前に、左大腿部にいろいろ違和感を感じていたようなのですが、昔の人だし、本人も「年だからしょうがないんだろう」と病院にもいかず、そのまま放置。

下腿から足指もときどき変な感覚がしていたそうで、左脚をかばうような、変な歩き方を時々していました。

下腿部は年配の方によくある、組織の張り感がなく、スカスカ、でも、液だけが下に溜まって、上に戻っていかず冷えて、存在感があまりない感じ。

それが、見た目にも随分変化が出てきました。

ここ何年か学んだことを、いろいろ父の体で試させてもらったのですが、父のこの場合はイグニッションが一番相性が良かったよう。

これまで施術後にあまり感想らしい感想を聞いたこともなかったのですが、

「これは脚が軽くなったー」

とのこと。

——–

父は私がバイオの勉強を始めてから、2週間から1ヶ月に1回くらいのペースでモニターになってくれているのですが、秋頃から他にも変化が出てきて、面白いなぁと思っていることがあります。

——–

「着火」の技術と引き換えだったのか、昨年末、部屋の石油ファンヒーターが壊れました。

スイッチを入れて、少し動作音はするのですが、「着火」しないのです。

ススか何かの詰まりを取れば直るらしいのですが、修理代で新しいものが買えそう、、。

というわけで、多分このファンヒーターはお役御免になりそうです。

何事も何物も

『着火』

しないと動かないのだー。

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単細胞生物に戻る@バイオダイナミクス オステオパシー勉強会

昨日はバイオダイナミクスオステオパシーの復習会でした。
 
平日の日中の復習会。クラスメートがいつもたくさん出席しているのは知っていたのですが、私はなかなか参加できず・・・。「仕事納め」の日だったので休暇をもらって参加しました。
 
 

この日のテーマは

” Ocean ” 

 
自分の周りの海を感じる。海の底の家に行って、あけ放たれた窓、ドアを出入りする水の流れを感じる。
 
というもの。

ほんとにOCEAN だった~。
 
私は感覚的な感想になってしまったけれど、私と組んでくださった方は、身体の変化も感じてくださっていました。

それはその方の感想なのでここには書かないけれど、セッション前はあまり体調が良くなかったそうで、セッション中、それを調整するようなことが体の中で起こっていたそうです。

先生方の講評によると・・・セッション中は、部屋がstillness を通り越して、silence という状態だったそうです。
これくらい静かだと、毎回、静かな地方の小都市から出てくるモノとしては、助かる。

街の音も、部屋のエアコンの動く音もほとんどしなくて、自宅近くの夜10時くらいの音の小ささでした。

(田舎は深夜はもっと静かになります)

【私がセッションの受け手のとき】

 
最初に見えたのは、シドニーのマンリービーチ近くの風景かなぁと思いました。ゆらゆらと太陽に照らされた水平線が見えていました。
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ゆっくりと自分の中心から開いてくるものがあって、体が温かくなりました。1つの柔らかなゼリー状の塊になったような感じになり、海の中をプカプカ。
 
「このくらいシンプルでいたいものだ~」
「でも、ここ、クジラの通り道だし~、食べられてしまうんじゃないの」と思いつつ、あまりに気持ちが良いので、そのままプカプカとしていたところ、あっという間に時間が経過。浮かびあがりました。
 

少し疲れた状態が続いていたのですが、2週間前の解剖学の講座の実習の後から少しずつ復活。

昨日から体全体がぽかぽかして、元気に年を越せそうです。

シドニーの外はタスマン海で、南太平洋。

外洋です。Ocean なんだ。

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【私がセラピスト側のとき】
セッションが始まってすぐ、海底近くまで下りていけたので、ものすごくゆっくり泳いでいたのですが、そのうち浮く時間になり上にあがりました。
 

「そろそろセッション終わっていいですか?」

心の中でつぶやいたところ、

誰かに

「まだまだ、まだまだ、まだまだ」

と言われ・・・。

 
「まだなのか~」
「え~まだなの・・・」
「えっ!!まだ~??」
 
としばらくの間、問いかけが続き、
 

「んじゃ、次に下りるまで待ちますわ~」

腹をくくって待つことにしたところ、下りる時間が来て、もう1回下りました。

 
1回目より深いところに下りて、もっとゆっくりとした速度で泳いでいたのですが、また浮上する時間。
 
浮いたところ、
 
「私、身体についての専門的な勉強をしていないのに、ここに座っていていいのかなぁ?」
 
という、疑問が急に頭をよぎりました。
 
誰かに
「座ってればい~よ」
 

と言われたので、

「んじゃ、座ってますわ~」

と返事。

 
で、その誰かに、
 
「いやぁ、今日は OCEANな日 ですな」
 
と話しかけたところ、
 
オーストラリアの南端のグレートオーシャンロードの風景が浮かび、
 
「なんだ、そのままじゃないですか・・・(オチなし)」
 
と、その風景を見ながらセッションは終了。
 
最初から最後まで単細胞なままの1日でした。
 
昔の画像を探しましたが、マンリービーチの水平線の画像は無かった・・・。
写してなかった。
 
目で見た風景。
 
 グレートオーシャンロードはありました。
お日様がとても明るかったけど。西にいる。午後の日差し。
オゾン層が薄いもんね・・・・。
この画像の左側の先にタスマニアがあり、その先は南極大陸です。

 

世界のはしっこ。

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Congestion→脚→「早く帰って寝なさい」の日曜日

今日はバイオダイナミクスの練習会でした。

ここ数日、頭痛が断続的に続いていて、「こんなときに練習会に行って大丈夫かな」と思いつつ参加。

相モデルになってくれた、みきちゃんのフォローに感謝。

今日は朝から

「congestion 」

施術している途中は、

「脚、脚」「早く帰って寝なさい」

という言葉しか頭を回らない。

Congestion →混線→メッセージの混線、混雑?!→だから頭が痛いのか?

昨日、山本先生と天使の話なんかしたからだろうか?

(私はガチの『天使』の話は人前で滅多にしないのですが、、、変な話をしてスミマセン)

———–

職場は人間の業(この言葉もあまり使いたくないのだけど)の渦みたいなところで、カラダが広がっている状態だと、建物に入ってすぐ、頭がぎゅーっと締まって頭痛が始まります。

4月に今期が始まったとき、始まって1週間で正規の従業員さんが2人休職。そのうち1人は半年で復帰。もう1人はまだ休職。

(総従業員数が100人に満たないのに。。これってかなり異常事態だと思うのだけど。。。)

そんなわけで、平日にぎゅーっとカチカチになってしまったものを、土日にまず自分を開いてから、セッションしながら、自分もより開いていく感じなのだけど、ここのところ、それが全然できなくて、カチカチのママでした。

今日は無理して東京に行かないで、つくばで広い野っ原を見ながら、自分の知覚を広げ直す方が、体には良かっただろうなと思いつつの帰路でした。

筑波山に登って、女体山の頂上辺りで周りの風景を眺めるくらいがちょうど良かったかも。

さて、はやく寝よう。

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バランスポイントを探す/ 解剖学講座 2回目

毎月恒例、バイオダイナミクスの解剖学の講座を受講。

昨日もどっちゃり降りてきた。

ボデイワークを学び始めて、8年前に1番最初につまづいて放置していたポイントを昨日修正できた。

長かったなぁ。

その間に変わったことは、「自分の体の感覚を信頼する」ということにOKを出したか、否かくらいかもしれないけど。

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それは、いつも頭の片隅にあって、「いつか手をつけよう」と置いてあったもの。

例えていうと、長年悩んでいた便秘が一気に開通した感じもするし、頭の中の本棚の「本棚のアクセサリー」化していた本が、毎日使う英単語の暗記本とか、料理のレシピ本になった感じ。

積ん読して読まなかった本を古本屋に売りに行く罪悪感からの解放かもしれない。

解剖学のテストの点は相変わらずだけど、、、(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)

さぁ今日もがんばろう。

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