セント・ジョーンズ・ワート 1/「ワケアリ」のときに

2回に分けて、セント・ジョーンズ・ワートのことを書きますね!

飲みたいハーブがあるときに、ちょうど自分の調子が悪くなります。
日常生活にギリギリ差しさわりが無い程度なのですが・・・。

不思議です。

セラピストとして、自分の体や感情が不安定になっているときのことを書くのはどうなんだろう?とも考えていたのですが、使用体験が参考になればいいかなと・・・。

セント・ジョーンズ・ワート

医薬品との相互作用

最初に重要なことを書いておきます。
セント・ジョーンズ・ワートは、医薬品との相互作用が報告されています。他に薬を飲まれている方は、セント・ジョーンズ・ワートを使ったサプリメントなどを使用するときには注意が必要です。ご留意ください。下記の厚生労働省発表の記事をご参照ください。
厚生労働省の報道発表資料 2012/05/10

また、含まれるヒペリシンという成分に光感作作用があり、セント・ジョーンズ・ワート浸出油を皮膚に塗布した後などに日光(紫外線)にあたると、アレルギー症状が出るようです。ご使用の際は、夜間に使用されることをおすすめします。
ちょっと「使って大丈夫?びっくり」系の注意書きを書いてしまいましたが・・・。

セント・ジョーンズ・ワートの浸出油はおすすめ

花を植物油に漬けてつくる「浸出油」は結構使っています。

特有の香がして、花に含まれる赤い色素がオイルに浸出してきれいな赤色をしています。身体にぬるとほんわかとした温かみを感じます。生理前に冷えているときに腰のあたり、仙骨周辺に塗ったり、冷えて肩こりになったときに塗ると本当に気持ちがよいです。

私は使用する機会がまだないのですが、火傷や創傷にも利用できるようです。
植物の浸出油の良さを実感できる一品です。

6月の夏至前後に咲く小さな黄色い花をキャリアオイルに漬けて、浸出油を作ります。太陽の光が一番強い時期に咲く花です。私も植木鉢で2鉢持っているのですが、去年は花が咲きませんでした。今年は咲いてほしいなぁ。

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というわけで、またまた花の画像がなく、wikipedia からお借りしました。

葉の画像は私が育てているものです。茎の色も赤みがかっています。

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使用部位は開花したときの地上部です。

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心の病気のときに役に立つとも言われています。

昨年末か今年に入ってすぐだったか、「動く気力がなく、布団から出られない」と話されていた方が、「セント・ジョーンズ・ワートをサプリメントで取ったら、元気が出てきた」という話を知人から聞きました。

『心の病気のときに使ったらどうなるか』という調査報告はたくさんあるようなのですが、結果は様々だそうです。

会員しか見られない記事ですが、日本メディカルハーブ協会が出されていた資料、2月の「国際情報」の「セント・ジョーンズ・ワートと SSRI の比較結果」のPDFを見ると、プラセボの結果が良かったそうです。

メルボルン大学の先生の論文のアブストラクト。このサイトはNCBIです。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/22592504
英文です。JAMHAの記事はこのアブストラクトに和訳をつけてくださっていました。

ハーブやアロマってそんなものだと思っています。なので、あんまり成分、効能についてガチガチになりたくないなと思っています。

元気になれば万歳!毎日いい感じで過ごしたい!って感じかなと。

(そもそも、使ってそんなに薬効がはっきり出るものは、そのうち「医薬品」扱いになると思います。そうすると一般人は取り扱いできなくなりますよね・・・)

やっぱり長くなったので、飲んだときの体験談は次回にします。

植物と振動 2 (心地よさと振動)

振動の話の続きです

前回の話

さらに少し植物の話とそれるのですが、「振動」の話の続きです。

先に、この話をしておく方が、理解していただきやすいかなと思うので書きます。

私が「振動」のことでいつも思い出すのが、「テノールのHigh C」という音の話です。

テノールのHighCのこと

「High C」というのは、五線上の一番上にあるドより、もう1オクターブ高いドです。オペラのテノール歌手(男声)にとって、「High C」は高い音。この音の高さで歌を歌える人、安定した音程でロングトーンを出せる男性は珍しいそうで、聴いた人は「感動した」「興奮した」など感情の動きがあることが多いようです。

さてここで音楽を!

ジュゼッペ・ヴェルディ Il Trovatore

パヴァロッティが、曲の途中と最後でロングトーンで歌っているところがあるのですが、その音が「High C」です。

私はライヴで「テノールのHigh C」を聴いたことがないため、何年か前に聴いたことがある知人に質問してみました。

なつこ 「どんな感じですか?」

知人  「なつこちゃん、High Cを聞くと『いく』のよ~!!いいわよ~!」

なつこ 「え、イクんですか・・・ホントですか・・・・

知人  「音が子宮に響くのよ 震えるの

なつこ 「あっ きゃぁぁぁぁ  」
 スミマセン 

この方の場合、ご主人が音楽関係のお仕事をされていて、ご主人の歌声を聴いて『いった』そうなので、「2人で勝手にやっててくださいね」という感じなんですが。

「振動」ってこんな風に、空気を媒体にして伝わるんですね

オーケストラのコンサートに行って生の楽器の音を聴くと、音で聴衆の一体感が増すこと、音の振動で体が心地よく震えること、内臓にまでそれが伝わること、それらの心地よさから「Bravo !」と叫びたくなるくらいの高揚感を体験されている方も多いと思います。

音叉やシンギングボウル、ハーモニーボールなどが発する、微細な音や空気の振動を聴くことや体に直接感じることで体や頭をリラックスさせる方もたくさんいらっしゃいますし、私もそのうちの1人です。

ある種の振動は「心地よさ」や「清涼感」を生みますし、夢を見ているのか起きているのかよくわからない、「うとうと」した状態になる方もいらっしゃいます。

電子機器の振動、地震の振動などはいただけないですが・・・。

振動とは少し違うけれど、周囲の人とハグをするときや、飼っているペットをだっこして伝わってくる心臓の鼓動、拍動はかけがえがないですし、内臓それぞれも独自の動きを持っているそうです。

そして、植物や樹木が水を根から吸い上げて、幹を通って葉まで伝わるときに起こる振動もあります。

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山の中、森の中、植物の傍にいて気持ちよくなるのは、植物が葉から出す物質が関係しているという調査はたくさんありますが、植物、樹木が水を吸い上げるときに発生している水や植物自体の動き、振動も関係しているのではないかと思っています。

動いているのだけど、動いていない感じです。

植物の振動や水を吸い上げる音を聴いてみる

家や公園にある植物の傍にリラックスして静かに座って、「植物の振動」や「水を吸い上げる音」を聴くような感じで植物を見つめると、気持ちが落ち着いてきますよ。

ビジュアルで何かをイメージする瞑想や「心を無にして、頭を空にして」というような瞑想が苦手で、「瞑想ってさっぱりよくわからない」とおっしゃる方は、この方法を試してみてください。

そんなもの感じるわけないじゃん!

「植物の振動?そんなもの感じるわけないじゃん!」とおっしゃる方は、見ている植物から自分の耳の横を通っていく空気の動き、「風」を聴いてみるのもいいかもしれません。

気になることがあって、そこにばかり目や気が行く人、そこしか見られなくなっている人は、ぜひ試してみてください。

外で起こっていることを認識する感覚を、目から耳、あるいは皮膚の感覚、体全体の感覚に変えると、少し何かが変わってくるかもしれません。

よかった、3回で「振動」から植物の話に戻ってこれた。
もっと長くなると思っていました。

これからもっと、いろいろなことがわかってくると思います。
研究されている方々に期待!

ウエサク祭の日に書きました。

セントジョンズワート 2

セント・ジョーンズ・ワートの話の続きです。

今回は、飲むまでの経緯と飲んだ時、後の話をします。

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wikipedia より

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昨年の夏以降、仕事が少し大変な時期でした。試験のための勉強したり、レポートを書いたり、プライベートもゴタゴタということが続いて、睡眠時間がかなり乱れてきました。そうすると、自分の「何か(言葉にならない)」が変な感じになりました。

でとうとう1月末頃、「会社に行きたくない」病になってしまいました。

友達に話すと、

「いや、そんな人たくさんいるよ~。私も~

と大笑いされました。

ですが、今回は少し違ったのです・・・。

出勤する日の朝、起きるときの「一段階落ちている」感。

独特の感じでうまく言い表せないのですが。頭の中にもやもやと霧がかかったようになり、そのもやもやが何をしても晴れないのです。

普段だと睡眠を取ると気分の切り替えができていたのですが、寝ても晴れません。
自分の意志ではどうしようもない感じでした。

食事、洗濯、掃除、買い物するのは全く問題がないのです。一時的には大丈夫で、友達とも普通に話はできるし、ハーブのこともアロマのことも、庭仕事もボディワークも楽しかったのですが、朝だけがなぜかダメ。

朝、ベッドから出られず、「会社に行きたくない」という感じがとても強くて、体に素直に従うと1日中家にいそうでしたが、職場にはなんとか普段通り行き、仕事はしておりました。

1か月くらいこんな状態が続きました。

「まずいなぁ。とうとう病院のお世話かな」

と思っていたのですが、ある時にふと、

「セント・ジョーンズ・ワートを使えってことか

と思い、帰宅時に購入しました。

その日の夜と翌日、就業時間中に250mLの水筒1杯程度、ティで飲んでみたところ、翌朝は「もやもや」はもうありませんでした。

手持ちの資料に、「セント・ジョーンズ・ワートは数か月飲み続けないと効果が出ない場合がある」と書かれているため、まだ1日おきくらいに飲んでいますが、それ以来もやもやは出てきていません。そろそろやめても大丈夫かなぁと思っています。

「会社に行きたくない」という思いは残っています。
これはもう、サラリーマンの性!ときどき発生するものだと・・・。 

この思いに従ってあげられる日を、そのうち作るつもりです。体がそろそろ待てなくなっているのかもしれません。

数か月飲み続けないと効果が出てこない・・・と書いた資料を持っていますが、前に書いた私の知人の知人も、飲んですぐ元気になったようですし、私もそうでした。

プラシーボ効果かもしれませんし、飲む人の体のコンディションにもよるのかもしれません。私の頭の中のセロトニン受容体と、購入したセント・ジョーンズ・ワートの成分がたまたま合ったのかもしれません。

友人知人がしているように、『栄養ドリンク』を朝コンビニエンスストアで買って飲めば、すぐに元気になったのかもしれませんが、私は栄養ドリンクの匂いが苦手で、飲んだことはありません。

今回の方法が良い方法なのかはよくわかりませんが、
「ハーブを使った後、比較的早く元気になる体の状態」というのはあるなぁと思っています。

これについては、またの機会に書こうと思います。

最初にも書きましたが、試してみたいハーブがあるときに、ちょうど自分の調子が悪くなります。

不思議です。

不思議と言えばヒビも・・・・。

実は、子供のころから骨折、ヒビなどの怪我を一切したことがありませんでした。

7年ほど前、ボディワークの勉強を始めるにあたり、「1回くらい骨折しておいたほうがよかったな~」などと、よからぬことを思いついて数日後、出勤中に駅前の何もない歩道で急に前に転びました。

手をついたとき、突き指をしたように思ったのですが、様子が変なので病院に行って見てもらったところ、左手薬指の末節骨に小さなヒビが入っていました。

小さなギプスをはめて、治る過程を観察できてよかったのですが・・。

思いは実現するようです!いいことを思うほうがいいですね。

植物と振動 1 (和太鼓の音を聴いて)

友達と植物と振動の話をしました

何か月か前、友人から植物と振動についての話を聴きました。私もそれは漠然と感じていたことだったのですが、誰にも話していませんでした。

でも、話していることをわかってくれる友人もできましたし、そんな話を少しずつしてもいいのかなぁとなんとなく感じました。

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和太鼓の振動を聞いて

フラワーエッセンスカンファレンスの最後では、和太鼓のセッションがありました。

会場の空気を震わせて、体全体にびりびり響く、和太鼓の音を聴いていたとき、数か月前、フラワーエッセンスのプラクティショナーの友人が教えてくれた話を思い出しました。

  • エッセンスに転写されている植物の「振動」を自分の体で受け取るかことが大切。
  • 植物の「振動」を受け取るのに一番いいのは、自分が植物があるところにいけばいい。だから、むやみに植物を採取するのも疑問が残る。その点エッセンスは、水に転写をするだけで、最近は植物を採取しないエッセンスもあるからいいかも。
  • 植物の「振動」を受け取ることができない環境にいる人が、どうにかするためにエッセンスを飲むくらいがいいんだよね~。

トリートメントを勧めないセラピスト

自分でトリートメントをしていてなんなのですが、私は精油だとかいろいろなものを多用したり、トリートメントやセラピーを何度も受けたりするより、近所の山に1回登り、森の中で過ごす方が、はるかに心にも体にもいいのではないかと思っています。

ただ、長い時間山道を歩くことが難しい方はたくさんいらっしゃいますし、時間が取れない方もたくさんいらっしゃいます。人と話したり、施術者が皮膚に触れるタッチングで、人とのつながり感や人に対する信頼感を取り戻す方もいらしゃいます。

そんなときに代わりに「精油」や「浸出油」「エッセンス」を使ったり、「トリートメント」「セラピー」を受けていただけるといいのかなとも思います。

「Bach Flower Remedies 」を考案したDr.Bach は、それぞれの植物がもつ「振動」で、植物の性質(性格?)を理解したそう。とても敏感な方だったのだと想像します。

 

だからぁ・・・植物の「振動」って何なの?

絶対怪しい~!

と思われる方が圧倒的に多いはずなので、もうちょっと話したいのですが・・・。

(あ、逆?怪しいからこれ以上話さないほうがいいのか)

長くなるので cont’d

一昨日昨日と、眠たい日が続いています。

ウエサク祭の日に書きました。

ジャーマンカモミールと人間関係のストレス

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「ジャーマンカモミール」をお茶で飲む話をします

ハーブが好きでもそうでなくても、1度はどこかで聞いたことがあると思います。白い花びらにぷっくりした柱頭で、5月頃に咲く花です。

▼自宅で栽培するといつも花の直前にアブラムシに食べられてしまいます。涙。
この画像はwikipediaからお借りしました。

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緊張しがちな人へ

今の季節、新しい生活が始まり、うきうきされている方がたくさんいらっしゃると思いますが、中には

「初対面の人に会うのが苦手」「緊張してお腹が痛くなる」

なんていう方もいらっしゃると思います。

ジャーマンカモミールはそんなときに飲むといいお茶だと言われています。「ローマンカモミール」という、同じような花がありますがその花とは別の話です。

どこにでも売っているお手軽なハーブ

メディカルハーブ安全性ハンドブックだと、安全性クラスレベル1

毎日飲んでもそんなに問題はなさそうです。
(キク科植物のアレルギーの方はご注意ください)

最近ではスーパーのハーブコーナーにも置いてあるくらいの、お馴染みのハーブです。

憶えられないくらいいろいろな効能があると言われている植物で、何かあったときに便利なので、家に切らさずおいているハーブの1つです。

私が参考にしている本では、「ストレス抑制のハーブ」にカテゴライズされています。

みなさまはご無理をされませんよう、自己判断でお願いします。体調が悪い時は、くれぐれも「病院に行く」という選択肢を忘れないようにしてください!

こんなときに飲みました(ウッドベトニーと比較)

数年前、職場のゴタゴタでストレスがたまったのか、お腹が痛くなってしまいました。

消化器官のどのあたりかさっぱりわからなかったのですが、刺すような痛みで、お腹を貫通して手で背中を押さえるくらいの痛さ。

痛みがおさまったような感じがしても、食事をするとまた痛くなる・・の繰り返しでした。

最初に痛くなった日から1週間ほど経っても続くので、病院に行こうか迷ったのですが、ストレスを抑制すると言われているハーブを試してから病院に行くことにしました。

このときに飲んだのが、

「ジャーマンカモミール」

と同じくストレス抑制にカテゴライズされていた

「ウッドベトニー」

どちらも「ストレスが原因で起こる痛み」が効能として挙げられていますが、ウッドベトニーは頭痛のときに使われることが多いようです。私も元々頭痛のときに試すために買い置きをしていました。

最初はウッドベトニー

最初はウッドベトニーをシングルティで食事毎に2日間飲みました。

飲んだ直後にみぞおちのあたりまで温かさが広がるのを感じました。そのおかげか、痛みで体全体が緊張していたのですが、それが楽になりほっとしました。食事も家族と同じものを少量食べましたが、大丈夫。でも、量を多くするとやはりお腹が痛くなりました。

次にカモミール

で、3日目にカモミールにチェンジ。

ウッドベトニーで感じたような温かさが、消化器全体に広がるような感覚があり、緊張感がさらになくなりました。食事毎に飲むことにし、2回目の食事の後から食後のお腹の痛みを感じなくなりました。

あ~らふしぎ。

その後は通常の食事量に戻しましたが、痛みはなくなりました。

このときは本当にカモミールに感謝!でした。

2種のハーブの、お腹の中での温かさの広がり具合の違いも面白かったです。

それ以来カモミールを常備してはいますが、ストレスが原因でお腹が痛くなることもなく・・・穏やかに過ごせているので助かっています。

夜に寝る前や生理前に飲んだり、芳香蒸留水(化粧水になります)を作ったり、いろいろ応用がきくハーブです。

カモミールは「太陽」ウッドベトニーは「木星」

カルペパーは、カモミールを太陽に、ウッドベトニーを木星にカテゴライズしていました。

カモミールが「太陽の花」というのは、飲んだ後にホンワリとあたたかくなったり、お花の形からも、なんとなくイメージできますよね。

ウッドベトニーが「木星」というのは・・・。
「頭痛」や「ストレス」など頭脳や精神などがテーマのときに使われるものだからなのかなぁ?

タイムマシンがあったら、カルペパーに聞いてみたいです。