温浸油のトリートメント

暑い日が続くので、もうそろそろ梅雨明けかと思っていたのですが、まだ明けてなかったのですね。

 

トリートメントと温浸油

先日はお客様と同意の上で、ラベンダーの温浸油を使ったトリートメントをさせていただきました。

温浸油は、精油と違ってお花や植物の香りがそのままオイルに移り、まろやかな香りがします。植物によってはお菓子のような香りもします。

「ラベンダー精油特有のツンとした香りがなく、甘い自然な香り。肌あたりも滑らかで気持ちよかった」

というご感想をいただきました。

私のトリートメントは・・・あえてやわらかいタッチでまとめています。そのせいか施術中「うつらうつら」とされる方がほとんどです。必要以上にドロンとリラックスしすぎることもなく、みなさま適度にリラックスされて、終了後は「すっきり」した気分がする・・とおっしゃる方が多いです。

ラベンダーの芳香成分はこれをさらに助けてくれます。

鎮静効果があると言われる成分が含まれており、これが鼻~嗅神経~大脳辺縁系に作用することにより、副交感神経が優位になることを促し、心も体も適度にリラックスすると言われています。

創傷治癒効果もありますし、お肌にも優しいマルチな植物ですよね。

温浸油のこと

精油(植物の芳香成分)は・・・当たり前のことなのですが・・・あせる植物の脂溶性成分です。

「浸出油(しんしゅつゆ)」は、キャリアオイルに植物の脂溶性成分を抽出して作るオイルです。使う植物はドライハーブでもフレッシュハーブでも構いません。

抽出方法はいろいろあるのですが、一般家庭で特別な道具が必要なくできるのが、

温浸法(おんしんほう)と冷浸法(れいしんほう)です

キャリアオイルにハーブを入れてそれを湯せんで温めると、膨れた植物から脂溶性成分がしみ出て、オイルに移って行きます。

これを温浸法(おんしんほうと言っていて、芳香成分を採りたいときは温浸法がベターです。熱に強い脂溶性成分であれば、温浸法で抽出するほうが効率が良い・・そうです。

温めずにキャリアオイルとハーブを瓶に詰めて、2週間ほど陽の当たるところに置いて、浸出させる方法もあり、これを冷浸法(れいしんほう)と言っています。

自宅でハンドメイドとなるため、それをご理解いただいた上でご利用いただける方のみにご提供させていただきます。

・・・と書くと裏メニューぽいのですが。

精油の香りに比べて、全体的に丸みがあって、ソフトな甘味のある香り

「精油の香りが強すぎる」という方にもぜひ使っていただきたいです。

現在、私の好み(笑)で、温浸油向きのドライハーブを何種類かご用意しています。

長期間作り置きができないため、時間を見計らって、トリートメント前に少しずつ準備をする予定です。

お問い合わせの際、種類などお気軽におたずねくださいませ。

「自分で作ったもので、トリートメントを受けてみたい!」

という方もお気軽にお問い合わせください。

*エタノール抽出はしておりません。

ちなみに・・・有効成分が水溶性成分が多い植物は、ハーブ浸出液(ハーブティ)や芳香蒸留水を採って成分を活用します。

ハーブティを勧めているのに脂溶性成分を有効成分として書いているブログ、結構多いんですよね・・・。

脂溶性成分は水やお湯では抽出できませんよ~!

木星がしし座に入ったと世間では大騒ぎ

木星が獅子座に入りました。私のホロスコープでは10ハウスです。
そして、グランドクロス月間が終わったと思っていたのですが、ネイタルの牡羊座月、やぎ座火星、トランジットのてんびん座の終わり、もうすぐさそり座火星、獅子座の木星・もうすぐ獅子座太陽で、グランドクロスができ上がってしまいました・・・。

ネイタルの火星は、なんとなく曲者です。 同じくネイタル土星、冥王星で緩いグランドトラインも作っています。

トラインでいつも、自己完結しているので、たまにはグラクロで外に出すのもいいのかなぁ。

あくまでもポジティブにとらえますが、あまりにも見事なグラクロなので先生にも見ていただきたいくらいです・・・
また長文ブログになってしまいました。

今回はホロスコープのことが余計なことのような気がしますがみなさん、体調に気をつけてがんばりましょうね!
私もほどほどにがんばります。

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投稿者:

backyard

メディカルハーブ、アロマセラピー、ボディワークをベースに、体を健やかに保つ方法を考えています。

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