お久しぶりです。
季節の変わり目です。みなさまいかがお過ごしですか?
私は今月初旬に本当に久しぶりに風邪をひきました。
ここ2週間ほど省電力モードで動いています。みなさんもお気をつけくださいね。
今日ご紹介するのは、疲れたときに良さそうな
『ヤグルマギク/コーンフラワー』
私はまだ自分で育てたことはなく、ショップでも販売されているところが少ないので、これまでティで飲んだこともありませんでした。
先月くらいから芳香蒸留水やティで飲む機会があり、すっかり気に入ってしまいました。ブログに書いておこうと思います。
ヤグルマギク
■青いお花です。キク科・キク目・ヤグルマキク属
■Centaurea cyanus L. セントーラ シアナス
■一年草で種まき時期は今なんですよね・・・。来年に向けて蒔いておきたいです。。
画像はまたwikipediaからお借りしました。
■薬効
消炎、収斂、去痰作用があると言われています。
『目の疲れに良い』
ということは前から本で読んでいたのですが、なかなか使う機会がありませんでした。
2か月ほど前、初めてヤグルマギクのハーブウォーターを使いました。
ヤグルマギクの花、葉など草全部を使ってハーブウォーターは採られます。
花、葉は香りがせず、いわゆる「芳香植物」のくくりには入っていないのですが、ハーブウォーターはソフトな甘い香りがします。とても不思議です。
目を冷やすために使いました
先日はハーブウォーターを付けたコットンをまぶたにあてました。ハーブウォーターは室温に置かれていたものでしたがコットンはひんやりしていました。
私は仕事でPCを頻繁に使うため目が疲れるのですが、疲れて熱を持って腫れているような感じがしていた目の周りをやさしく冷やしてくれます。甘い香りで、芳香浴をしているような気分にもなります。
5分ほどしてコットンを外すと、眼がすっきり軽く感じ、視界が広がりました。
ハーブウォーターの場合、直接目薬のように利用するのも良いようですし、咳止めにする場合は、お水に少し入れて飲むのも良いようです。ドライハーブが手元にあればお茶でも十分!
今回はハーブウォーターですし、私にはキク科アレルギーがないのであまりいろいろ気にせず使いましたが、キク科アレルギーある方は念のためご注意ください。
占星術だと土星に分類されるそうです
この植物の学術名は「ケンタウルス」から由来しています。
『The Book of Rulerships/ Keywords from Classical Astrology』によると、カルペパーは土星にカテゴライズしているそう。
土星は「Cold & Dry」の星。
去痰作用があり、「痰」という体の湿り気を取ってくれそうなこのハーブが「土星のハーブ」と言われるとなんとなく納得します。
古典ではそうだろうけど、今はその名前から小惑星「カイロン」に当てはめてもいいのかも。
ヘラクレスは、お師匠さんであるケンタウルス族の賢者カイロンを間違って弓矢で打ってしまいました。このヤグルマギクで手当てをしたそうですが、そりゃ無理でしょう・・・。
大けがじゃないですか!
「カイロン」のキーワードは傷・癒し・医療・魂の傷・トラウマ。
少しこのキーワードで気になることがありました。
そういう意味でも私にはここ数か月「ヤグルマギク」が必要だったのかもしれません。
ハーブウォーターのほんのりと甘い香りは、なんだか深いところを癒してくれそうです。
私のカイロンをまた見直してみようかな。