(7/5、7/6のツイートの転記です)
私は二十代の頃はほぼ毎日香水をつけて出勤していました。香りが香っている⇨自己主張なのよね。店舗勤務で不特定多数のお客様と会うし、上司がいないときは、人の管理もしないといけなかったし、自分をコロスことが多かったから、、そういうことでもしないと、バランスが取れなかったの。
自分の「中」がしっかりしていないときは、香水だとか精油だとか、お香だとかで身を守るしかないと思っていたけど、「もうこれしなくていいや」と思い始めたのが、瞑想だとかボディワークの勉強をはじめて頃から。
「正中」だとか「センター」だと呼ばれているものがしっかり、太くなってくると、香りでわざわざ自己主張しなくても良くなる、というか、そういうこと自体を気にしなくなるんじゃないかと思っています。
「自分をコロス」状態が、「香り」でごまかせているくらいなら良いのだけど、そのうちごまかせなくなる人もいます。精神面にそれが出るか、身体に出るか、人それぞれだと思うのだけど。私がやっている施術(今も学びが継続中だけど)は、「正中」を太くすること。
「太くする」⇨「自分の中に静かな場所を作る」こと。太くなってくると、世の中に「どうでもよい」ことが多くなります。「なぜ周りが騒いでいるのか」と冷静に眺められるし、だからこそ、自分にとって大切なこともよくわかる。
太くなったセンターにエネルギーが自然に入って来る感じ。もし「香り」が漂っている範囲が「アストラル」と呼ばれているところだとすると、別に香りをを使わなくてもその範囲への「自己主張」はできるように。自然体の自分に戻す感じ。
「自分の中に静かな場所を作る話。はじまりは、例えば編み物で、編み棒を動かしている間、何も考えない瞬間があったり、ウォーキングでただひたすら「歩いている」ときの瞬間。体は動いているけど、頭の中は空っぽな感じになる。
元気な人は頭の中でごちゃごちゃ考えているときがあっても、「ごちゃごちゃ」に気がついたらその場を離れて、自分で「気分転換」できるの。静かな場所に自分で行ける。でもあまりにも疲れると、何かにロックオンしてしまって、自分ではその場から離れられなくなってしまうことがある。
体に対して「ロックオン」の指令を解除して、スタンバイとか、それよりも前の段階、「休暇」させるのが、セラピストの仕事かなぁ。