ここ数日よく聞いていた話なのですが・・・。
毎日息つく暇もないほど忙しい職場では、自分のイライラを人に押しつける人が本当に多いです。
そのときの感情に任せて、余計な悪意のある一言を付け加えて話をする人がいます。
ターゲットになる人をきちんと選んで話していて、押しつけられるターゲットになる人はたいてい、性格が優しい人たち。
意識しているのか無意識なのかはわかりませんが、決して、上長だとか、自分より社歴が長い先輩格の人たちには言わないのですよね。
身体への暴力のようには目に見えにくい分、タチが悪いです。
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「性格が優しい人」
こんな人は「自分が悪いのかも」と考えてしまいがちな人。そしてまともに「イライラ」を受け止めた結果、疲れてしまいます。
でも悪いのはこの人では決してなくて、イライラしている張本人と、その環境で仕事をさせる組織なのだけれど。
最初に書いたようなシチュエーションになってしまいがちなとき、相手とどうしても話をしないといけないときは、その瞬間は「プレゼンス」にいることで、自分をちょっとだけ守ることができます。
「うわ、まずい感じがする」と思ったら、トイレでも階段でもどこでも良いのですが、2、30秒でも良いので、静かに「今(プレゼンス)」にいて、自分のペースを維持、守ります。相手の「イライラ」ペースに引きずられないようにしてください。
自分が静かで、相手に引きずられないようにしていられると、相手が自分から出てくる「イライラ」のなんともいえない違和感に自然に気がつき、上手くいけば、そのうち静かになってくれます。
「自分を守る」というよりは、相手の気づきを促す・・という感じかも。
相手のイライラをまともに受け取ったり、相手のイライラのせいで、こちらもイライラを返して、かえって自己嫌悪に陥ってしまわないですし、いい方法だと思います。
言い換えると、プレゼンスに居ることは、自分のその穏やかさを周りにシェアしていくことになります。
自分だけでなく、その穏やかな状態を周りに拡げることが大切かなぁと、最近よく思います。
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でも、一番最初に書いた、「イライラを押しつけられている状態」が長く続くようだったら、すぐその場は去りましょう。
職場だったら仕事を変えるとか人事に話して異動願いを出すとか。周囲に手伝ってくれる人を探して、相手とは直接話さず、手伝ってくれる人にお願いして話すようにしてもらうとか。パートナーだったら、一緒に住むのを止めましょう。
我慢する必要はないですし、そもそも、必要以上の「我慢」をする関係性を維持する必要はないです。
「イライラを押しつけられている」状態自体が異常。変な状態になっているのです。
でも、自分がその渦中にいると、そのとても変な状態の中にいることすらわからなくなってしまうのですが・・・。
そんなことを思っていた数日間でした。