週末、筑波山に登ってきました。
筑波山の五合目には「筑波山神社」があり、下山時にはご挨拶をして、おみくじを引きます。
週末は「大吉」!でした。お天気も良かったし、楽しかったです。
さてさて、みなさん!
おみくじを引いたとき、どこから見ますか?
(以下、ある行者さんからうかがった話です)
恋愛や結婚のことが気になる人は
『恋愛』『縁談』
を、お仕事のことが気になる人は
『商い』『相場』
などを見てしまうと思うのですが、
おみくじで1番大事なのは、「歌」なのです。
和歌のこともあれば、漢詩が書かれていることもあります。
文語体のこともあれば、漢文体のこともあり、読むのに苦労することもあり、この欄はついつい読み飛ばされがちです。
で、でも、それが神様だとか仏様からの直接の言葉。
神様がストレートに
「あなたの希望がかないます」
「あなたはお金が儲かります」
なんて、言われると思いますか?
(๑˃̶͈̀o˂̶͈́๑)
そんなことないって〜!!
歌に書かれているような雰囲気、空気感の中で暮らしていると、
「待ち人」→すぐ来る
「失せ物」→すぐに見つかる
「縁談」→良し
という方向に進んでいくよ〜!
という、神様からのメッセージ。
「んじゃ、『縁談』『商い』とかの欄はなんなの?」
と思われると思います。
その欄は、歌を現世を生きる人間が理解できるように、
「結婚」→上手くいく
と、かなりわかりやすく、インスタントに翻訳してくれているだけなのです。
インスタントな解答を求めようとしないで、歌を読みながら、少しでも意味を考える時間を持つ。
吉でも凶でも大切なことだと思います。
このプロセス、吉のほうがより大切。
いい空気感をより感じるために、歌の意味をゆっくり感じる。
それが、次の「ハッピー」を連れてきてくれます。